頑張らずに「勝てる」方法を見つけた高校時代
こんにちは、えりくそんです(^0^)
本日は昨日お話した「頑張らない」「無理をしない」という考えに至った話の続きをします。
中学生からずっと部活少女。高校時代は青春を部活に捧げました。
硬式テニス部で主にダブルス担当。
中学時代は軟式テニス部でしたが、
軟式と硬式ってラケットの振り方全然違うんですよ。
軟式の方がボールが飛びやすいから力が必要。
硬式はすぐホームランしちゃうから回転をかける必要がある。
まぁ詳細は割愛しますが、
同じ「テニス」でも軟式と硬式じゃ全然違うスポーツと言っても良い。
で、硬式テニスは高校からほぼ初心者として始めたわけです。
硬式のラケットの振り方も知らない。
下積みの1年生時代を終え、
なんだかんだ2年生で先輩が引退すると試合に出られるようになるわけで。
割と試合には出させてもらっていました。
その頃は力で攻める、いわば「攻撃型」のテニス。
しかし、2年生の秋の団体戦、スランプが訪れます。
その団体戦は2年生の秋の大会で、団体戦でいつものようにダブルスの試合に出ていました。
すると突然...ボールがネットに何度もひっかかる。
なぜか、力んでしまって、全然相手のコートに入らない。。。
一度、失敗するとそのシーンがフラッシュバックしてしまって
失敗するイメージが先行してしまう。
ペアを組んでる相方に「大丈夫?」と声をかけられ、先生(部活の監督)には怖い顔でにらみつけられ。
内心めちゃくちゃ焦ってました。
その団体戦では自分たちの試合は終わっていませんでしたが、他のシングルス・ダブルスで勝利したため、総合的には勝利。
無事に県大会(正確に言うと県ではないがわかりやすくするため)に出場できました。
しかし、その日からスランプは始まっていたのです。
その次の日の練習から、どうにもうまくボールが打てない。
一番は、「失敗したら怖い」という気持ち。
その気持ちがある限りは、恐怖心しかなく。
「恐怖心を取り除いて、とにかく頑張ろう」と思ったのが一番危険だったのです。
そうして団体戦の日が訪れ。
もはや「テニスボールを打つのが怖い」と思っていたわたしは、当然メンバーに選ばれず、仲間たちの試合をずっと応援していました。
この時はとにかくめちゃくちゃ悔しかったのと、
「何もできない自分を責めた」のを覚えています。
県大会を終え、また普段通りの練習を再開。
その頃OBの方によく練習を見てもらっていましたが、
「戦い方を変えてみてはどうだろう」という話をされました。
まとめると、緊張しい(緊張しやすい)の私は、
「緊張してもできる戦い方」を身に着けることになったのです。
緊張すると力のコントロールができなくなるわたしは、
ラケットを「思いっきり」振っても相手のコートに入るように回転をかけることにしました。
「頑張って、緊張しいを治す」のではなく、
緊張しいである自分ができることをやる方向へシフトしたのです。
その後はだんだんと調子を取り戻していきました。
高校3年生の春、新しい戦い方で高校生最後の試合となる高体連に臨みました。
最後の最後まで一波乱ありましたが、個人戦・団体戦共に県大会に出場することができました。
ここで、「戦い方を変えてよかった」と心底思いました。
ずっとテニスの話をしていましたが、
これは社会人にも当てはまると思います。
「自分もああなりたいな」「あんなことができるようになりたい」
と思う憧れの先輩はいると思いますが、
どの人も「自分とは違う人間」です。
それを理解した上で、真似できるところは真似をして、自分と違うなと思ったら
「自分が」できるように工夫をする。
「あの人みたいになろう」と思うより、
自分の長所を伸ばした方が圧倒的に戦いやすい、上手くいきやすいとわたしは痛感したのです。
昨年12月に本を出版され、わたしが大尊敬するあんちゃさん(あんちゃ@12/14著書発売! (@annin_book) | Twitter)のブログもご参照ください。
(なんだかえらそうに語りましたが、ほとんど自分に言い聞かせているようなものです。)
これからいろんな世界が見えると思いますが、ブログを始めたときの気持ちを忘れずに、何があっても自分には正直に、日々精進していきます。
なんだかマジメになってしまった。笑
そして長い。
でも楽しいので、これからも色んなこと書いていきます(^ν^)
以上、えりくそんでした(^0^)