人間始めて26年生の日記

心を病んで理学療法士を退職。英語系の会社にいます。

頑張らずに「勝てる」方法を見つけた高校時代

 

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 こんにちは、えりくそんです(^0^)

 

本日は昨日お話した「頑張らない」「無理をしない」という考えに至った話の続きをします。

 

 

メンタルがとことん弱かった高校時代

 

中学生からずっと部活少女。高校時代は青春を部活に捧げました。

硬式テニス部で主にダブルス担当。

 

中学時代は軟式テニス部でしたが、

軟式硬式ってラケットの振り方全然違うんですよ。

軟式の方がボールが飛びやすいから力が必要。

硬式はすぐホームランしちゃうから回転をかける必要がある。

 

まぁ詳細は割愛しますが、

同じ「テニス」でも軟式と硬式じゃ全然違うスポーツと言っても良い。

 

で、硬式テニスは高校からほぼ初心者として始めたわけです。

硬式のラケットの振り方も知らない。

 

下積みの1年生時代を終え、

なんだかんだ2年生で先輩が引退すると試合に出られるようになるわけで。

割と試合には出させてもらっていました。

その頃は力で攻める、いわば「攻撃型」のテニス。

 

しかし、2年生の秋の団体戦、スランプが訪れます。

 

 

突然のスランプ

 

その団体戦は2年生の秋の大会で、団体戦でいつものようにダブルスの試合に出ていました。

 

すると突然...ボールがネットに何度もひっかかる。

なぜか、力んでしまって、全然相手のコートに入らない。。。

 

一度、失敗するとそのシーンがフラッシュバックしてしまって

失敗するイメージが先行してしまう。

 

ペアを組んでる相方に「大丈夫?」と声をかけられ、先生(部活の監督)には怖い顔でにらみつけられ。

 

内心めちゃくちゃ焦ってました。

 

その団体戦では自分たちの試合は終わっていませんでしたが、他のシングルス・ダブルスで勝利したため、総合的には勝利

無事に県大会(正確に言うと県ではないがわかりやすくするため)に出場できました。

 

しかし、その日からスランプは始まっていたのです。

 

 

自分だけ出られなかった団体戦

 

その次の日の練習から、どうにもうまくボールが打てない。

一番は、「失敗したら怖い」という気持ち。

 

その気持ちがある限りは、恐怖心しかなく。

 

「恐怖心を取り除いて、とにかく頑張ろう」と思ったのが一番危険だったのです。

 

そうして団体戦の日が訪れ。

 

もはや「テニスボールを打つのが怖い」と思っていたわたしは、当然メンバーに選ばれず、仲間たちの試合をずっと応援していました。

 

この時はとにかくめちゃくちゃ悔しかったのと、

「何もできない自分を責めた」のを覚えています。

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攻め→守りタイプへ大幅な戦略変更

 

県大会を終え、また普段通りの練習を再開。

 

その頃OBの方によく練習を見てもらっていましたが、

「戦い方を変えてみてはどうだろう」という話をされました。

 

まとめると、緊張しい(緊張しやすい)の私は、

「緊張してもできる戦い方」を身に着けることになったのです。

 

緊張すると力のコントロールができなくなるわたしは、

ラケットを「思いっきり」振っても相手のコートに入るように回転をかけることにしました。

 

「頑張って、緊張しいを治す」のではなく、

緊張しいである自分ができることをやる方向へシフトしたのです。

 

その後はだんだんと調子を取り戻していきました。

 

 

地元でベスト8・県大会出場

 

高校3年生の春、新しい戦い方で高校生最後の試合となる高体連に臨みました。

 

最後の最後まで一波乱ありましたが、個人戦団体戦共に県大会に出場することができました。 

 

ここで、「戦い方を変えてよかった」と心底思いました。

 

 

自分に「できる」戦い方を見つけよう

 

ずっとテニスの話をしていましたが、

これは社会人にも当てはまると思います。

 

「自分もああなりたいな」「あんなことができるようになりたい」

と思う憧れの先輩はいると思いますが、

 

どの人も「自分とは違う人間」です。

 

それを理解した上で、真似できるところは真似をして、自分と違うなと思ったら

「自分が」できるように工夫をする。

 

「あの人みたいになろう」と思うより、

自分の長所を伸ばした方が圧倒的に戦いやすい、上手くいきやすいとわたしは痛感したのです。

 

 

昨年12月に本を出版され、わたしが大尊敬するあんちゃさん(あんちゃ@12/14著書発売! (@annin_book) | Twitter)のブログもご参照ください。

 

www.mazimazi-party.com

 

 

(なんだかえらそうに語りましたが、ほとんど自分に言い聞かせているようなものです。)

 

これからいろんな世界が見えると思いますが、ブログを始めたときの気持ちを忘れずに、何があっても自分には正直に、日々精進していきます。

 

なんだかマジメになってしまった。笑

そして長い。

でも楽しいので、これからも色んなこと書いていきます(^ν^)

 

 

 以上、えりくそんでした(^0^)